- 講義名
- クラウドアプリケーション開発演習
- 開講学期
- 前期・集中講義
- 単位
- 2単位
1単位 (※誤植していました。ご注意ください。2013年7月16日)
- 担当教員
- 田辺良則・坂本一憲 (国立情報学研究所)
- 講義の目的
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本授業では,主に演習を通して実践的な大規模データの分散処理技術を習得する.クラウドコンピューティング環境の発展により,大規模データを効率的に処理し活用したいというニーズが増大している.しかし,まだ一般的には大規模データの分散処理技術の適用事例を経験する機会が少なく,その技術・ノウハウを身につけることは難しい.国立情報学研究所が構築,運用している教育用クラウドを演習用環境として活用し,実際の事例を中心とした題材も活用することで、実践的な分散処理アプリケーション開発を体験することが本講義の目的である.
- キーワード
- クラウドコンピューティング, 分散処理,Hadoop, MapReduce,分散ファイルシステム, 大規模データ処理, テスト, 運用, 性能チューニング
- 履修の条件
- 特になし
- 教科書
- 参考書
- Tom White著 (玉川、兼田訳) 「Hadoop 第2版」 (オライリー・ジャパン)
- 太田、下垣、山下、猿田、藤井著 (濱野監修)「Hadoop徹底入門」(翔泳社)
- Jimmy Lin、Chris Dyer著 (神林、野村監修、玉川訳) 「Hadoop MapReduceデザインパターン」 (オライリー・ジャパン)
- その他の参考書については講義中に紹介する
- 講義計画
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- 第1回:演習環境の構築,Hadoopの概要
- 第2回:MapReduceアプリケーション(1)
- 第3回:MapReduceアプリケーション(2)
- 第4回:高度なMapReduceプログラミング
- 第5回:MapReduceアプリケーションのテスト
- 第6回:Hadoopの性能チューニング
- 第7回:Hadoopの運用・監視
- 第8~15回:総合プログラミング演習(1)~(8)
- 成績評価
- 講義時間内の演習回答(20%)およびレポート(80%)を総合して評価する.