トップ > 授業科目の構成
【IT特別教育プログラム】は、情報理工学院に設置された特別教育プログラムです。
○履修対象者
原則として,本学大学院修士課程に在学する大学院学生、もしくは本学大学院修士課程に入学を予定する者を対象とします。
なお、一部の科目は、IT特別教育プログラム(基礎)に参加している学部生も受講可能です。
○開講科目
ソフトウェア開発に関する実践的な知識や経験を習得するため、以下の科目を開講しています。
それぞれの科目の詳細は学修案内を参照してください。
「情報工学コースの」学修案内 pdf はこちら
「数理・計算コース」の学修案内 pdf はこちら
「知能情報コース」の学習案内 pdf はこちら
※学修案内には本プログラムは掲載されていませんのでご注意ください。
当IT特別教育プログラムに参加する学生は、下表の科目名に 「※」 印が付いている科目を優先的に履修できます。
○プログラムの修了要件
本プログラムの授業科目から20単位を習得すること。
そのうち8単位以上は、ソフトウェア開発科目群から習得すること。
修得した単位は,選択するプログラムの標準学修課程に基づきプログラムの修了要件として含めることが出来る。
なお、他学院から参加する学生は、【PBL】科目のみ、または、【夏期集中講義/NII】科目のみの受講も可。
2018年度入学の学生さんへ
平成30年度学修案内の通り、平成30年度入学生を対象にシステム開発プロジェクト基礎/応用第一/第二, チーム開発集中演習発展が新たに情報工学コース修士課程キャリア科目対応科目(表M3、8ページ)に追加されています。ただ、これは平成29年度入学の学生は平成29年度学修案内が適用されますので、この新たに加わったものはキャリア科目対応科目にはなりませんので注意してください。
対応科目をキャリア科目として修了要件に含めた場合,専門科目として修了要件に含めることはできません。しかし、対応科目をキャリア科目として修了要件に含めるか否かにかかわらず、対応科目はIT特別教育プログラムの修了要件に含めることは可能です。
これらのキャリア科目対応科目の取り扱いについては、入学年度の学修案内を注意深く読んでください。不明な点については、指導教員もしくはIT特別教育プログラム担当教員にお問い合わせください。IT特別教育プログラム担当教員への問い合わせは以下の事務局までご連絡ください。
詳細は、IT特別教育プログラム事務局 E-Mail jimu@itpro.titech.ac.jp にお問い合わせください。
○基礎科目群 コンピュータサイエンスにおける基礎理論を学習する科目から構成され,高度IT人材が備えるべき基本的素養となる。 |
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番号 | 科目名 | 内容 |
CSC.T422 | プログラム理論 | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
CSC.T425 | 並行システム論 | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
MCS.T416 | 論理と計算 | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
CSC.T433 | 先端コンピュータアーキテクチャ | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
○基盤ソフトウェア科目群 オペレーティングシステムを初めとする基盤ソフトウェアに関する専門的知識を学習する科目である。 |
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番号 | 科目名 | 内容 |
CSC.T431 | 先端システムソフトウェア | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
MCS.T407 CSC.T407 ART.T407 |
大規模計算論 | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
MCS.T406 CSC.T406 ART.T406 |
分散システム | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
MCS.T418 CSC.T418 |
実践的並列コンピューティング | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
CSC.T521 | クラウドコンピューティングと並列処理 | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
CSC.T438 | 分散アルゴリズム | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
○ソフトウェア工学科目群 ソフトウェア工学分野の専門的知識を習得する科目である。ソフトウェア開発を専門とする者の基本的素養となる。 |
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番号 | 科目名 | 内容 |
CSC.T426 | ソフトウェア設計論 | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
CSC.T525 | 先端情報セキュリティ | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
MCS.T503 CSC.T503 |
プログラミング言語設計論 | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
CSC.T522 | ソフトウェアプロジェクトマネージメントと品質管理 | ITプロジェクトマネージメントの手法について, 企業の現場における実際的経験に基づいた知識を教授する。 |
MCS.T509 | ソフトウェア検証論 | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
○ソフトウェア開発科目群 ソフトウェア開発に関する実践的な知識や経験を習得する科目である。 本科目は実習・実験を実施することにより,より効果的に習得することを目標とする。 |
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番号 | 科目名 | 内容 |
CSC.T435 | 実践的ソフトウェア工学 | |
CSC.T423 | システム開発プロジェクト基礎第一(※) | システム開発に必要なソフトウェア工学の基礎に関してプロジェクト開発を通して習得することを目的とする。学生はチームを組み,特に「超上流」工程の顧客開発,要求分析など,総合的な指導をうけつつ,系統的なソフトウェア開発の実践面への適用を習得する。詳細は学修案内の教授要目を参照のこと。 【PBL科目】 ※「システム開発プロジェクト基礎第二」へと連続する授業です。 |
CSC.T427 | システム開発プロジェクト基礎第二(※) | システム開発に必要なソフトウェア工学の基礎に関してプロジェクト開発を通して習得することを目的とする。学生はチームを組み,特に「上流」工程の要件定義,プロジェクトの計画,設計,ドキュメント作成など,総合的な指導をうけつつ,系統的なソフトウェア開発の実践面への適用を習得する。 詳細は学修案内の教授要目を参照のこと。 【PBL科目】 ※「システム開発プロジェクト応用第一」へと連続する授業です。この科目のみの履修は原則としてできません。 |
CSC.T432 | システム開発プロジェクト応用第一(※) | 「システム開発プロジェクト基礎第一・第二」における習得内容を受け,本授業では,システム開発に必要なソフトウェア工学の応用に関してプロジェクト開発を通して習得することを目的とする。「システム開発プロジェクト基礎第一・第二」と同様に,学生はチームを組み,プロジェクトコントロール,実装,テスト,ドキュメント作成など,総合的な指導をうけつつ,系統的なソフトウェア開発の実践面への適用を習得する。詳細は学修案内の教授要目を参照のこと。 【PBL科目】 ※「システム開発プロジェクト応用第二」へと連続する授業です。この科目のみの履修は原則としてできません。 |
CSC.T437 | システム開発プロジェクト応用第二(※) | 「システム開発プロジェクト総合実験基礎」における習得内容を受け,本授業では,システム開発に必要なソフトウェア工学の応用に関してプロジェクト開発を通して習得することを目的とする。「システム開発プロジェクト応用第一」と同様に,学生はチームを組み,総合的な指導をうけつつ,これまでのPBLの成果発表およびプロジェクト振り返りを行い,系統的なソフトウェア開発の実践面への適用を習得する。詳細は学修案内の教授要目を参照のこと。 【PBL科目】 ※「システム開発プロジェクト応用第一」から連続する授業です。この科目のみの履修は原則としてできません。 |
MCS.U481.R | 数理・計算科学特別演習・実験第一 | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
MCS.U482.R | 数理・計算科学特別演習・実験第二 | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
ART.U481.R | 知能情報特別演習・実験第一 | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
ART.U482.R | 知能情報特別演習・実験第二 | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
CSC.U481 | 情報工学特別演習・実験第一 | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
CSC.U482 | 情報工学特別演習・実験第二 | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
XCO.U471 | 情報理工学インターンシップA | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
XCO.U571 | 情報理工学インターンシップB | 学修案内の教授要目を参照のこと。 |
CSC.T429 | クラウドアプリケーション開発演習(※) | 本授業では,主に演習を通して実践的な大規模データの分散処理技術を習得する。クラウドコンピューティング環境の発展により,大規模データを効率的に処理し活用したいというニーズが増大している。しかし,まだ一般的には大規模データの分散処理技術の適用事例を経験する機会が少なく,その技術・ノウハウを身につけることは難しい。国立情報学研究所が構築,運用している教育用クラウドを演習用環境として活用し,実際の事例を中心とした題材も活用することで、実践的な分散処理アプリケーション開発を体験することが本講義の目的である。 【夏期集中講義/NII, PBL科目】 |
CSC.T428 | クラウドシステム基礎(※) | 分散システムにおいては,場所に寄らないリソースの活用や,複製による性能・耐故障性の向上などの利点がある。一方でそれらの利点の実現をするためには,一貫性などに関する課題と向き合い,複数の性質の間のトレードオフを踏まえながら,適切な設計・実装を行っていく必要がある。クラウドの構築や利用にあたっては,こういった分散システムの難しさと向き合う必要が生じることがある。本講義ではまず,分散システムに関する基礎知識として,同期や複製管理などに関する代表的なアプローチや,その利点,限界,トレードオフについて学ぶ。これにより要求に応じて,既存のミドルウェアやサービスを活用したり,自身で制御機構を適切に設計したりするための基礎知識と考え方を習得する。加えて,最近のクラウドにおけるスケーラビリティ達成のためのアプローチについても紹介し,その動向について議論を行う。 【夏期集中講義/NII】 |
CSC.T434 ART.T434 |
システム開発国際プロジェクト(※) | コンピュータシステムをサービス利用者の観点から分析する。留学生とのミニPBLを実施。This class focuses on the social value of the computing system. The aim is to learn business dynamics and the software life cycle by the project-based learning. 【集中講義】 |