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2018年1月19日 個人振り返り発表
今日はこの1年を振り返っての個人発表会でした。
PBLは「体験から学ぶ」ことを重視しています。
でも、その学んだことを言語化してアウトプットすることが大事。
アウトプットすることで、他の人と学習をシェアできるだけでなく、
自分自身の学びの整理にもなるし、新たな気付きにもなります。
今はネットで調べればたいていの情報は手に入りますが、
体験して得た感覚というのは唯一無二のもの。
そこで、発表の条件は「体験に基づいた内容」を含めること。
ということで、こんなテーマで受講生ひとりひとりが発表をしました。
- 生産性とモチベーションを落とさないコンフリクト・マネジメント
- 品質の高い成果物を開発するために実装フェーズで求められるコミュニケーションのあり方についての考察
- 要求開発プロセスのマネジメントと実装プロセスマネジメントの違いとプロジェクトを成功させる方法
- 多様な意見を引き出しつつ合意形成するためのコミュニケーションマネジメント
- 本当に使ってもらえるアプリに仕上げるための開発の進めかたに関するチームの取組み結果とそれに関する考察
- チーム開発で、「皆が気持ちの良い状態」を作り上げるにはどうしたら良いかに関する考察
- チーム能力を上げるためのメンバーの責務とは
- 自分たちのアイディアの妥当性をどのように把握するか
- チーム開発における最大のリスクはなんだったか.その理由・原因と対処の評価
- チーム能力の最大化とメンバーの成長を達成するにはどうしたらよいか
毎年、言ってるのですが、これらのテーマは社会人でも難しいテーマであり、
ITプロジェクトでは非常に重要なテーマばかりです。
PBLでの体験は仕事に比べれば浅いものかもしれませんが、
テーマと向き合い、考えたことは大きなチカラになっているはず。
ひとりひとり、真剣にテーマについて調べ、体験を振り返り、整理して、
プレゼンテーションを行いました。
1年間メンターとしてサポートくださった企業の方も、
真剣に発表に聞き入り、鋭い質問をしてくださいました。
発表して終わりではなく、質疑応答を通して、お互いに学びが深くなりましたね。
体験で得た「暗黙知」を発表を通して「形式知」とし、
それを聞くことでチームの知恵が溜まっていく。
実は、PBLではこの「SECI(セキ)モデル」を通して成長スパイラルを回してたのです。
本当に、1年間お疲れさまでした!
そして今日は
イージフ社から石井さんにお越しいただき、
ご自身の働き方や、仕事とは何かについてミニ講演をいただきました。
また「文書管理」という視点でイージフ社がどんなことをされているのか
非常に興味深い話を伺いました。
石井さん、ありがとうございました!
このITSPではいろいろな会社の方にお越しいただき、
業界のトレンドや、エンジニアの具体的な日々の暮らしなど、
さまざまな話を伺ってきました。
2018年も「現場にふれる」テーマでの講演を予定しています。
お楽しみに!