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2017年5月23日問題領域の特定

今日のPBLは，先週にひきつづきデザイン思考のフレームワークを使い，
ユーザ理解と問題領域の特定を議論しました．
デザイン思考では，「発散」と「収束」を繰り返しながら，
顧客にとって価値のあるソリューションに近づいていきます．

先週は，ユーザ理解のために「発散」フェーズでしたが，
今週は，「収束」からスタート．
ユーザのインサイト分析を元に，解決したい問題領域について議論し，
Point of View（POV）として焦点を詰めていきます．

ここで，ユーザの理解が曖昧だと，問題領域も，もんやりと曖昧になり，
どんな価値を提供すればいいのかがボヤケてしまいます．
なかなか難しいところですが，じっくり時間をかけて議論しました．

さて，問題領域が定まったところで，ソリューション案をだしていきます．
ここでは再び「発散」フェーズということで，
まずは，ブレインストーミングでアイデア出しの練習をしました．

頭が少し柔らかくなったところで，自分たちのPOVに対するアイデア出しです．
今日はクレイジーエイトという手法にチャレンジ．
普段は「言語」でのコミュニケーションが中心のため，
「絵」にするというのは難しかったようです．

なんとなくソリューションのたたき台ぐらいた見えたところでタイムアップ．
この続きの議論と，ペーパープロトタイピングによるユーザ調査は宿題になりました．

来週は，第1クォーターのまとめになります．
要求開発として行ってきた，ユーザ定義，POV，
そして，ビジョンステートメントとプロトライプ調査の結果報告から始めます．

第2クオーターは要件定義・設計と開発計画です．
ますますこれからが楽しみですね！

PBL2017

2017年5月23日 問題領域の特定

2017年5月23日問題領域の特定