2017年11月15日 アプリ発表会
今日は開発アプリの発表会を行いました。
会場はレクチャーシアター、階段式のきれいな教室です。
企業の方や先生方がたくさんお見えになり、緊張しながらのプレゼン開始。
まずは、こころチームから。
開発アプリは「Kororo」という名前で、大学生向けのグルメアプリです。
ターゲットユーザーを大学生に絞り、さらに3パターンの行動を分析し、
要求分析、要件定義を行いました。
他のグルメアプリとの比較もしつつ、「大学生」らしさの詰まった発表でした。
会場からの鋭い質問にも、チーム全員でしっかり対応しました。
利用者を増やしていくための視点や、検索条件など、
鋭いコメント、ハッとするアドバイスなど、
たくさんのよいフィードバックをいただくことができました。
続いては、UBNチーム。
このチームは、遊び場所のレコメンドアプリ。
寸劇も交えてのチーム一丸となったプレゼンをしてくれました。
友だちと遊びに行くだけでなく、デートプランの提案をして、
「東工大生なのに(!?)いい場所を知ってるね!」と
言われてイメージアップを図ろうという試みに、
見学にいらした先生から
「実に野心的なアプリですね」とのコメントが。
デートというキーワードが出たからか、
いつも以上に熱の入った質問が相次ぎました。
質問「このアプリでデートが成功したというテスト結果はありますか?」
回答「・・・」
というやり取りも。
全体講評では、どちらのチームも、身近なユーザから課題設定をし、
具体的にニーズを深掘りしていったことを高く評価していただきました。
ただ、プレゼンとして物足りなさも少しあったのは事実。
ユーザーの様々な欲求の中から、ある観点で「要求」として整理し、
分析、仮説を立てて、プロトタイプで仮説検証というプロセスを経てきたことも、
もうちょっと伝えて欲しかったな、と思います。
そういった一連のプロセスは、12月の展覧会でしっかり展示しますので、
ぜひ、ご覧いただき、学生と議論していただければと思います。
さて、2チームの発表のあとは、企業ミニ講演。
今日は、
株式会社いい生活から、CTOの松崎さんにお越しいただき、
世の中に無かったデータを生み出し、蓄積し、活用する、という
データビジネスについて講演いただきました。
熱い方だ、と伺っていたとおり、熱の入った講演であっという間の45分でした。
オープン/クローズという視点と、
サービスとデータ(情報)を分けて考えるという話は、
学生もなるほど、と納得したようでした。
さて、第3クォーターの授業は今日で終わりです。
第4クォーターは12月1日から。
第4クォーターでは、これまでの振り返りと展覧会、
そして個人発表会とこれまた盛りだくさんな内容になります。
まずは展覧会準備、がんばりましょう!
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ITSP成果展覧会
日時 12月15日(金) 12:30~16:30
※プレゼンテーション 14:00~15:00
場所 東京工業大学 デジタル多目的ホール(西9号館)
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どなたでも見学いただけます!ぜひお越しください。