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2017年5月16日 ユーザ理解と要求仮説
今日のPBLでは,先週からの宿題をベースに,
デザイン思考(IDEO版)を参照しつつ「ユーザ理解」に取り組みました.
最初は,身近なところからウォーミングアップ.
チーム内のメンバーを題材にユーザエクスプレスの理解を練習します.
「男子学生」というより,「xxで△△な男子学生」と設定した方が,
行動と気持ち,そして解決したい課題が具体的に見えてくることが分かったかな?
さて,ウォーミングアップの次は,
それぞれのユーザインタビューを元に,共感モデルを作成します.
Think/ See/ Hear/ Say,Do の4つの視点で整理し,PainとGainについて議論しました.
最初は「ふわっ」としていたユーザ像が,徐々に具体的な感情を伴う人物像として
立ち上がってきたのではないでしょうか.
その人物像から解きたいテーマを具体的にしていきます.
ユーザーストーリーを整理しながら,場面ごとのユーザーの気持ちを考え,
本音はどこにあるだろう,何が実現すれば嬉しいのだろうか,と議論します.
議論が白熱してくると,つい立ち上がっちゃうね!
途中,用語の意味の解釈で激しい議論にもなりました.
コンフリクトから逃げずに議論する,
理解を曖昧にせず,しっかり共通認識を得ようとする姿勢が大事ですね!
来週は,POV(Point of View)を元に,ソリューション案を議論します.