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2017年12月1日 開発プロセス振り返り
さて、第4クォーター初回の今日は、開発プロセスを振り返りました。
実際の業務でも、やったことの振り返りを行い、学びを整理するのは大事なことです。
振り返りといえば、KPTやYWTが有名ですが、
東工大のPBLでは「ポストモーテム」というやり方を行います。
これは、いわゆる"検死"のようなもので、
事実ベースで何を行ったのかを振り返っていくものです。
自分たちの開発フェーズはどんな段階があったのかを振り返り、
それぞれの工程で実際に作ったものを洗い出していきます。
つぎに、成果物・中間成果物の関連を線で繋ぎます。
実際に作ったものの関連図が出来たところで、
それを作った過程を振り返っていきます。
「これを作っておいたから、後で助かったよね」
「これ作ったけど、結局、使わなかったね」
「これを作ってるとき、先が見えなくて苦しかったな」
事実ベースにすることで、振り返りの空中戦がなくなり、
自分たちの行為を客観的に眺められるメリットがあります。
振り返りというと、ついつい「反省点」ばかり浮かんでしまうもの。
でも、「良かった点」も実際にはたくさんあるのです。
良かったところはピンクで吹き出しをつけ、
ここはイマイチだったというところは青で吹き出しをつけていきます。
この開発プロセスの振り返り結果は12月15日の展覧会で発表します。
赤裸々な振り返り結果を、ぜひご覧になってください。