2017年9月4-6日 夏合宿
今年も三浦海岸で夏合宿をしてきました!
この夏合宿は、
enPiT AiBiC(東日本)が主催するもので、
全国の複数の大学から学生が集って、
システム開発の一番の上流工程である「要求開発」にチャレンジします。
去年までは修士学生を対象としていましたが、
今年から、enPiT2 が始まったため、
対象学生を学部3年・4年にしての開催です。
※修士学生には、TAとしてサポートをお願いしました
参加校は、東工大・東大・電通大・お茶の水女子大・千葉大・東海大・・・など、
総勢、60名余りの大所帯での合宿となりました。
はじめてチーム演習に取り組む受講者もいるため、
チームビルディングからスタート。
「関係づくりのステップ」を通して、和気あいあいとした雰囲気になったところで、
いよいよ開発テーマに取り組みます。
★1日目 -ユーザー課題の理解-
今回のお題は「マホロバマインズに外国人観光客を呼び込むには?」です。
研修会場となった、マホロバマインズ三浦さんの協力を得て、
大学入り混じってのチームでリアル課題に取り組んでいきます。
まさに、
Problem Basesd であり
Project Based な学習です。
ホテルの従業員さんや、観光協会、周辺のお店などで
情報収集を行い、課題の理解と、取り組む課題エリアの特定をしていきます。
いろんな観点で情報が集まり、それを理解するのも一苦労です。
あっという間に1日目の夕方となりました。
夕食が終わったところで、協力企業のクックパッドさんからエンジニアさん3名が合流。
クックパッドの協力により、1日目の夜のレクリエーションとして「コードゴルフ大会」が開催されました。
クックパッドのエンジニアさんの巧みなリードで、
約20名の参加者と30名のギャラリーも大盛り上がりです。
あっという間に時間は過ぎて、総合成績は・・・
優勝者には豪華賞品が贈呈されました。
コードゴルフのあとは、エンジニアさんや先生たちといろんな話に花が咲き、
かなり深い時間まで盛り上がった参加者も多かったようです。
★2日目 -ロジックツリーとカスタマージャーニーマップ-
さて、2日目。
昨日のお酒が残っている様子のメンバーもいますが、
今日は今日でハードな一日です。
今日は課題の原因をロジックツリーで分析します。
そこから自分たちが取り組む課題エリアを決めたら、
ステークホルダーの動きと、どうなれば嬉しいのかを議論していきます。
さらには、ソリューションのアイデア出しも行います。
ユーザ情報が足りないと思ったチームはどんどん追加リサーチに出かけます。
ホワイトボードや模造紙を駆使している姿をみると、
チームがうまく回っているのが(あるいは回っていないのが)よく分かります。
2日目もあっという間に夜になりました。
この夜はチーム思い思いに明日に向けた準備をしたり、交流を深めたり。
各大学から先生たちもたくさん参加しているので、
普段は話をしたことのない先生とも幅広い交流タイムとなりました。
★3日目 -ユーザプレゼン-
さて、演習も大詰め。
3日目は午後からマホロバマインズ三浦の営業企画部の方にお越しいただき、
提案プレゼンテーションを行います。
ずらっと並んだユーザー企業の方を前にして、緊張のプレゼン。
企業の方からは鋭い質問も飛んできます。
全10チームの発表が終わり、
審査員の教員チームとマホロバマインズ三浦の方が選んだチームに、
enPiT AiBiC(東)賞と、マホロバマインズ賞が送られました。
緊張が溶けて、ホッとした笑顔がみんなに戻りましたね。
最後はラップアップで、この3日間を振り返り、
フィードバックシートの交換をして、チームメンバーに拍手。
全員元気に夏合宿を終えることができました。
みなさん、3日間、お疲れさまでした!
※この夏合宿は、
enPiT ビッグデータ・AI分野(東日本)で開催したものです。
2018年度も同様の合宿を計画しています。
enPiTに関連した大学の学生なら参加できますので、
興味をお持ちいただいた方は、ぜひ事務局にご連絡ください。