トップ > 2015年5月13日 スクラム概要
2015年5月13日 スクラム概要
ゴールデンウィークを挟んで、久々のPBL授業です。
といいつつ、今日はチーム開発ではなく特別講義です。
まず最初、SEプラスの広瀬さんから、
いくつかの
プログラミング関係の勉強会のご紹介と、
9月にNIIで実施する集中講義についても紹介がありました。
いずれも有意義な内容ですので、ぜひ参加くださいね。
(集中講義は別途、事務から履修について案内をします)
そして、本題の「アジャイルソフトウェア開発 スクラム概要」。
産業技術大学院大学から永瀬先生にお越しいただいての特別講義です。
そもそも「アジャイル」とは形容詞であり、
エンジニアが継続して良くしていく=アジリティな姿勢をもって開発に取り組もう、
という、とてもポジティブな講義でした。
開発プロセスは、実際の開発を経験していないと、
なかなかイメージが湧きにくいものですが、
チーム開発をするときは、ぜひ、意識して欲しい内容です。
東工大のPBLでは、どの開発方法論を採用するかはチームに任せています。
ぜひ、いろいろ調べて、自分たちが取り組んでみたい、これならいい成果に繋がりそう、
と思うものにチャレンジしてください。
今日は「紙ヒコーキ」の演習もありました。
教員チームも混じっての5チームでのトライ。
計画+実行+振り返りを4スプリント実施しました。
教員チームは、1回目のスプリントが終わったあと、
実績4に対して、2回目の見積を9と提示して、
「オトナが陥りがちな根拠なき自信」と言われてしまいました・・・
永瀬先生が最後におっしゃった、
「大事なのは、振り返りを定期的にして、
アジリティを高めていくこと」
というのは、まさに、日本がずっと取り組んできた継続的改善。
やりっ放しにしないで、振り返りをしっかりする、というのは、
PBLで毎週ブログを書いてもらっていることにも通じます。
自分たちのチカラを高めるためにも、
今日の講義もしっかり振り返りをしてくださいね!
※アジャイルソフトウエア開発宣言
http://agilemanifesto.org/iso/ja/
※スクラムガイド
http://www.scrumguides.org/docs/scrumguide/v1/Scrum-Guide-JA.pdf