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2014年12月3日 ポストモーテム
先週は祝日の振替授業だったため、2週間ぶりの授業です。
今日はまず展覧会チームから、展覧会についての説明がありました。
12月16日と17日のタイムテーブルの概要と、
展示物のおおまかな説明が行われました。
Webサイトも公開され、展覧会が近づいてきた実感が出てきましたね。
さて、授業の方は、「ポストモーテム」です。
展示する内容の一つに、「開発プロセスの振り返り」があります。
ポストモーテムは、この「振り返り」を、成果物に着目しながら、
解剖するように実施する、という手法です。
ポストモーテムの本来の意味は、「検死」です。
プロジェクトの場合は、「事後検証」とでも言えばピッタリでしょうか。
現場でよく見かけるのは「反省会」と称したイベント。
ともすれば、抽象的な問題を挙げるだけに終わったり、
個人攻撃になってしまったり、
あるいは、過度のネガティブな暗い会になってしまったりと、
意味のある行動に結びつきにくいのが実態。
ポストモーテムでは、もう少し、分析的にプロジェクトを振り返ります。
着目するのは、成果物。
モノに着目することで、出来事を客観的に見ることができますし、
具体的な議論ができるようになります。
彼らの当初計画(To-Be)に対して、どんな現実(As-Is)だったのか。
分析した結果は来週レビューしますので、
しっかり振り返っておいてくださいね。
ポストモーテムの結果が知りたい方は、
ぜひ、
展覧会にお越しください!