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2014年1月8日 個人発表(前半)
今日は、学生ひとりひとりの発表会でした。
前期のレポート内容に応じて、
ひとりひとりに、個別の課題が出されています。
後期はその課題を意識しながらPBLに参加しました。
そして、その結果を振り返っての発表会です。
今日は前半戦ということで、13人が発表しました。
発表テーマはこちらです。
- チーム能力を最大化するにはどうしたら良いか
- 「システム全体の開発をスムーズに進める」という視点から見た、開発文書のありかたとその利用・管理の方法
- アジャイル開発での再計画のあり方について
- 開発(実装)に関するコミュニケーションの適切な粒度
- 分散作業を成功させるためのポイントとは
- 文書化とその管理方法はどうすべきか
- プロジェクトのマイルストーンはどのように立てたら良いのか
- 協働作業における個々人の責務のあり方について
- 本当に使ってもらえるアプリに仕上げるための開発の進めかた
- サーバサイド、クライアントサイド、GUI担当間での効果的なコミュニケーション方法
- リスクを吸収可能なスケジュールの立てかたと管理方法について
- チームでの開発プロジェクトで、「皆が気持ちの良い状態」を作り上げるにはどうしたら良いか
- プロジェクトリーダーはコーディングをすべきか否か。そしてその理由は
実際のシステム開発現場でも直面するような課題について、
自分たちの経験と照らし合わせつつ、
原因と取りうる対策を発表しました。
企業の方にも見学にお越しいただき、
「非常に身につまされる発表だった」
「今回は1回の経験での発表だったが、社会に出たら今日の発表の価値が分かると思う」
というコメントをいただきました。
発表して終わりではなく、
ぜひ、これを次に繋げていって欲しいですね。
個人発表のあとは、今期2回目のミニ講演でした。
本日は、日本IBMから細川宣啓さんにお越しいただき、
"プロのエンジニア"についてお話を伺いました。
プロとして世界レベルの仕事に取り組まれている細川さん。
品質エンジニアとして数々の問題プロジェクトを担当されたそうです。
プロの世界で結果を出す、ということの厳しさと
面白さをたっぷり1時間語っていただきました。
最初は無我夢中で与えられた仕事をこなして、
やっと、これだ、というキャリアが見えたのは、30台後半だったとか。
「働く」ということへの熱い・真摯なお話に、
いい刺激を受けたのではないでしょうか。
「いつかプロになった君たちと、ぜひ、一緒に仕事をしましょう」
というメッセージをいただきました。
細川さん、ありがとうございました。
さて、個人発表の後半戦は、1月29日開催です。
こちらも見学可能ですので、ご希望の方は、ぜひ、ご連絡ください。
東京工業大学enPiT Cloud成果発表会事務局(
enpit-office@sde.cs.titech.ac.jp )