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2015年4月30日 コミュニケーションとTB
今日は木曜ですが、振替で水曜授業です。
PBL3日目、今日はコミュニケーションとチームビルディングについて
ショートレクチャを行いました。
まずは、イラストを使ったミニ演習。
言葉と言葉の緊密性や関連性から意味を汲み取ることの
難しさを体験してもらいました。
シンプルなイラストでも説明が難しいことが実感できたのではないでしょうか。
ソフトウエアは、さらにその要求や仕様を言語化するのが難しく、
だからこそ、早い段階でのユーザーリサーチが重要です。
チームビルディングでは、リンゲルマン効果を紹介し、
チームでの役割分担の工夫を考えてもらいました。
そして、タックマンのチームモデルを通して、
リーダシップとチーム状態について考えました。
まだどのチームも騒乱期に入っていないようですが、
うまく騒乱期を活用して、自分たちのチーム規範を作り、
実行期に入って欲しいですね。
さて、授業の後半は、ユーザーの明確化の続き。
ペルソナメソッドを使って、ターゲットユーザーを具体化します。
先週設定した、ユーザーポジションからイメージを膨らませていきます。
新規開拓であれば、あまり東工大を知らない人によいイメージを持ってもらう。
拡大路線であれば、東工大を知ってる人によりよいイメージを持ってもらう。
あるいは、反対勢力からのシェア奪取であれば、よいイメージじゃない人に、よいイメージを持ってもらう・・・
ユーザーを具体化することで、その人の課題や考え方が浮かび上がり、
東工大との接点や、イメージの持ち方などが見えてきます。
続いて、サービスに対する仮説を設定していきます。
東工大にどんなイメージを持っているのか。
どんなサービスを提供すれば、イメージアップするのか。
いろんな視点からのアイデアや仮説が飛び出していたようです。
かなり盛り上がった議論になっていました。
さて、今週は宿題が出ています。
それは、
「ユーザー像に"近い"人に、6人以上ヒアリングしてくること」
仮説を立てたら、それを検証する。
仮説→検証→仮説→検証・・・のサイクルを早く回すことで、
価値を提供できるサービスに近づきます。
宿題の発表が楽しみですね!ファイト!