トップ > 2015年6月24日 プロアクティブにリスクを扱う
2015年6月24日 プロアクティブにリスクを扱う
先週は講義がなくチーム作業だったので、2週間ぶりのPBL授業です。
今日は「リスク管理」について。
いってみれば、プロジェクトマネジメントは、
リスク管理の塊みたいなものです。
プロジェクトがゴールインするまでの道のりは、
様々な出来事が起こります。
その出来事が発生して、プロジェクトに影響が及ぶ「可能性」を
早めに見て対応方法を考えていくのがリスク管理です。
そして「リスク」が顕在化したのが「課題」。
なんとか課題化させないように、
課題化したとしても影響が小さくなるように、
さばいていきます。
リスクの洗い出しには過去の経験や事例が参考になります。
しかし、そんなのがアテにならないことも起こります。
ですから、リスクの洗い出しは1回やったら終わり、ではなく、
プロジェクトの節目節目に棚卸しをして、
少しでも先の見通しが立つようにしていきます。
何をしてもリスクはついてまわるもの。
怖がらずに、リスクと付き合っていきましょう。
さて、今日はリスクを洗い出して、因果関係を見ていきます。
原因になっているものを見つけたら「現実的な」対応策を考えます。
3つのチームそれぞれが出した主要リスクと対策を発表します。
懸念しているのは「言いたいことを言える関係がつくれないこと」
このチームは、「アプリがユーザニーズにマッチしないこと」を挙げました。
「メンバーの認識齟齬が起こる」ことを懸念するチームも。
どのリスクもそれなりに発生確率が高そうです。
「具体的」かつ「現実的」な対策を考えて手を打ってくださいね。
自チームで出したリスクだけでなく、他チームのリスクも参考になるので、
お互いにチェックして、リスクマネジメントしていきましょう!