2015年7月22日 中間発表
今日はPBLの前期最後の授業です。
ここまでの開発経緯を中間発表しました。
今年のPBLの開発テーマは「東工大のイメージアップにつながるアプリ」です。
発表内容は、
・ここまでの開発プロセスの振り返り
・開発するサービスの紹介
・開発体制
です。
さて、3チームのアプリはどんなサービスでしょうか。
まず最初の発表は、FCCPCチームから。
このチームは、高校生向けのアプリ。
宿題を中心としたタスク管理の支援アプリでSNS機能がついてます。
ナイスなアプリを作ることで、自分たちの存在を知らしめ、
そこから「東工大すごい!」となり、最終的に東工大のイメージアップに繋げる狙いだとか。
リアルなユーザーに試してもらってフィードバックを得ながら、
ブラッシュアップしていく計画だそうです。
どんなアプリに実装されるのか楽しみですね。
2番めの発表は、非公会チーム。
このチームの想定ユーザーは東工大生そのもの。
東工大生のイメージアップを通して、東工大のイメージアップを狙います。
作るのは東工大生が打ち込めるものを見つけ、輝けるアプリ。
夏休みは集まる時間がないので、役割分担を決めずに、
出来る人が出来るタスクを消化するスケジュールです。
ただ、先輩からは「時間があると思っていて無いのが夏休み」という
厳しいアドバイスもありました。
うまくコントロールしていってくださいね。
さて、最後は、GISOTチーム。
このチームの想定ユーザーは、女子高生。
どうしても男性目線になりがちな東工大を女性目線でインサイト分析しました。
東工大を使った陣取りゲームで、東工大のことをよく知ってもらおうというもの。
果たしてこのゲームにどれぐらいの高校生が反応するのか?
ユーザー検証が楽しみです。
うまくいけば、オープン・キャンパスで使ってもらえるアプリになるかも!?
今日の中間発表には、M2の先輩だけでなく、
3社の企業さんから見学にお越しいただきました。
厳しくも暖かいコメントをいただき、
後半の開発にカツが入ったのではないでしょうか。
さて、休憩をはさんで、企業講演です。
企業講演というのとはちょっと違うミニ講演です。
スマホアプリクリエイターとして活躍されている
平沼真吾さんにお越しいただきました。
お話はまさに、企業講演というより、エンジニア講演。
平沼さんは、「◯◯会社の平沼」と会社の看板を背負うのをやめ、
自分自身で勝負されているから。
実際に、今は3つの会社を経営されているそうです。
大学では、VRの世界を研究し大手メーカに就職、
その後は「世界を広げたい」と海外を旅しながら仕事する生活をされたとか。
朝、釣りをして午後からプログラムを書く生活など、
数々の体験をされてこられただけある、お話を伺うことができました。
そして最後にお話された、平沼さんが心がけている5つのことが心に残りました。
1. 好きなことを仕事にする
2. お金にとらわれない
3. 五大言い訳をやめる
(仕事が・・・/時間が・・・/お金が・・・/家族が・・・/今はちょっと・・・)
4. 自分の知識と経験に投資する
5. 周りの人に感謝する
講演後も非常に活発な質疑応答が行われました。
東工大の卒業生でも、就職後、やりたいことがしたい、と転職したり、
ベンチャーを立ち上げる先輩が増えています。
今日の話はこれからインターンシップにいったり、就職を考える学生にとって、
とてもいい刺激になったのではないでしょうか。
さて、今学期のPBLはこれで終わりです。
夏休み、集中講義、夏合宿を経て、10月にまた元気に会いましょう!
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さて、Androidアプリの発表会は、7月24日(金) 開催です!
こちらの見学者も引き続きお待ちしております。
日時: 2015年7月24日(金) 10:45-14:50
場所: W833講義室(大岡山西8号館)
【アプリタイトル】
10:50-12:18 セッション1 (11名・88分)
・HTTPContentLocalCache
・地図が読めない人のための道案内アプリ
・轍Maker
・人混みウォッチャー
・BTShogi
・らぼちく!
・テキスト確認いいですか?
・LAB-INdicator
・chinachuクライアント for Android
・相対位置表示アプリ
・化合物ライブラリビュアー
13:20-14:40 セッション2(10名・80分)
・降車駅アラーム
・傾き自動スクロールブラウザ
・TaBraist
・現在地座標を用いた、星座の方向測定
・地図ニュース
・アンドロイドの気持ち
・歌唱支援アプリ
・も~っと!ちくあな☆
・BicycleRecorder
・出張支援アプリ
気になるタイトルがあれば(なくても) 見学にお越しくださいませ!