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2015年1月14日 個人発表会 1日目
展覧会のあと、冬休みを挟んでの初回PBL授業は、個人発表会です。
東工大のPBLでは、後期の始まりに学生一人ひとりに個別テーマを出しています。
その個別テーマに沿って後期を振り返り、どんなことを学んだのかを発表します。
1日目は、以下のテーマで発表です。
- チーム開発という行為で求められるコミュニケーションとその理由
- チーム能力を上げるためのメンバーの責務とは
- チーム能力を上げるには
- チーム開発に必要なコミュニケーションスキルとは
- 仕様の定義において、自分たちのチームが重要であると考えたこと
- メンバーのモチベーションを"管理する"には
- 実装フェーズでの恊働のしかた
- 開発フェーズで効率と品質とを上げるためのドキュメントの条件
- 開発を通して、必要充分なドキュメントとは
- 実現可能なリスク管理の方法
- 要件の妥当性検証の実施とその結果
- 確度の高い見積りをするには
- リスク管理をどうやって実現するか
- 協同してモノを作り上げるためのコミュニケーション実現方法について
- 進捗管理が機能するには
個別テーマは、前期レポートから設定しますので、
本人の問題意識に基づいたものになります。
発表時間は5分と短いものでしたが、
実体験したからこその、生々しい声がたくさん出ました。
チームのコミュニケーションでの苦労。
チームの能力に関する考察。報酬の意味など。
コミュニケーション環境はどうすればよかったのか・・・
顧客要求をどう扱うのか?
リーダーはモチベーション管理が大変でしたね。
ドキュメントの意味、必要性について実感しました。
リスク管理は、つい忘れがちです。企業でもなかなか難しいのです。
要求の妥当性確認も、難しいですね。どのタイミングで何を確認するのか。
見積の本質について、プレゼン準備の見積からの気づきを参照しつつ、チーム開発を検証しました。
「チーム」とは?かなり本質に迫る内容でした。"仲良しこよし"がいいチームではありません。
成果があってこそのビジネスチームです。
何がそのチームの成果なのか、そこが継続的存在である企業と、PBLの違いかもしれません。
進捗管理は難しいですよね。つい目先の作業のとらわれがちです。
先を見通すための進捗管理という本質を忘れないでくださいね。
授業でもコメントしましたが、
個別テーマは、実際のプロジェクトに置いても、
大きな問題や、重要な問題になるものと同じです。
社会に出た時、それぞれの体験や他のメンバーの発表が、
きっと活かされることでしょう。
今日は見学に来ていただいた社会人1年目の先輩から、
どんな社会人生活をしているのか、と、会社の実態についてミニ講義がありました。
社会人1年目でどんな仕事を担当しているのか、具体的なお話を聞いて、
学生のみなさんも、自分の2年後の姿がイメージしやすかったのでは無いでしょうか?
来週は、以下のテーマで発表があります。
どんな発表になるか、楽しみですね。
- 明るい進捗管理のしかた
- ゴールにたどり着くための進捗管理のありかた
- チーム能力を最大化するための作業の分担方法について
- チーム開発での最適なタスクの割り振りかた
- チームコミュニケーションを良くするドキュメントのありかた
- コミュニケーションから見たチーム開発に適切なドキュメントとは
- 課題解決のプロセスを機能させるには
- 自分たちのアイディアの妥当性をどのように測るか
- 分散作業での協調作業の進めかた
- 要件の妥当性検証の実施とその結果
- チーム開発の中で、自分のモチベーションを上げるには
- リスク管理が機能するためには
- 自分たちの規模のチームに取って必要充分な開発ドキュメントについて
- 開発工程をチーム内で共有し、チーム能力を上げるには
- 開発フェーズでの適切なコミュニケーションの方法
見学も可能ですので、ご希望の方は、
jimu までご連絡ください。