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2014年6月4日 どんな問題を解決するのか
今週のPBLも、「解くべき問いの検討」を行います。
少し煮詰まってきたチームもあるので、
改めて、「どんな問題を解決するのか」について講義を受けます。
対象に設定したユーザ(サービス)を具体的に設定し、
As-Isを起こしていきます。
そして、現状の問題を洗い出し、To-Beに落としこむ。
このTo-Beが、システム要件になっていきます。
どこをターゲットにするのか?
そこにはどんなAs-Isがあるのか。
今回の想定顧客は「東工大生」です。
自分たちも、ユーザのひとりになるため、
"当たり前"だと思っていることも多く、
自然と曖昧な言い回しになってしまいます。
曖昧な表現で、As-Isを定義してしまうと、
問題の定義があやふやになります。
この辺りが、なかなか難しい!
いちばん苦しんでるのは、
「先に作りたいものが思いついちゃった」チームかもしれません。
作りたいものにAs-Isを合わせると、
どうしても辻褄があわなくなってしまいます。
先々週の授業でやった、
「技術で問題を解決する」のか、
「問題を解決するために技術を使う」のか、
という部分。
視点が、"モノが出来ればいいんでしょ寄り"になってませんか。
この授業では、社会にサービスを提供する、という視点を
ぜひ、学んでくださいね!
来週は検討の続きと、スケジュールの見通しを検討します。