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2014年6月11日 騒乱期と問題の絞り込み
今週もPBLの授業がやってきました。
今日は、最初に少しだけコミュニケーションの復習。
「解くべき問い」を議論しているのですが、
つい自分に分かる言葉で説明しがちです。
しかし、自分が使っている言葉と、
他のメンバーが使っている言葉が
同じ意味を指すかどうかは分かりません。
ひとつずつ確認する、というコミュニケーションが必要です。
この時、気をつけるのは、認識を合わせるために、
抽象度を上げてしまうこと。
抽象度を上げると、なんとなく分かった気になるのですが、
結局、具体的に指しているものがズレている、ということになりがち。
具体的なレベルでのすり合わせも重要なのです。
そのすり合わせ過程で、チームにはある種の葛藤が生まれることもあります。
Tuckmanモデルでいうところの「騒乱期」です。
こうしたチームビルディングの過程を、
体験しながら理解していってるのではないでしょうか。
チームとしての共通認識、合意形成ができると、
チーム状態は規範期に入ります。
規範期に移行したチームもあるようですね。
そんなミニ講義のあとは、解くべき課題の具体化作業の続き。
黒板も活用しながら、課題を共通認識にしていきます。
こちらのチームは、かなり具体的なAs-Isが見えてきました。
こちらも、どんどん付箋に書き出しています。
議論が白熱してくると・・・
みんな立ち上がっちゃうよね。
こちらのチームは余裕?
「見えてきた?」と聞くと、
「バッチリです!」とこたえてくれました。
(ホントかな・・・)
中間発表まで1ヶ月半です。
解くべき問いが具体的に見えてきたら、
自分たちの生産性を把握して、
計画の妥当性を確認していきましょう!