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2016年5月17日 要求を定義する
今日のPBLは、先週行ったインサイト分析と、ソリューション案の発表からスタート。
いきなり想定したユーザーが変わったチームや、
東工大生を採用したいと思っている企業の採用担当者向けのサービスを考えたチーム、
ユーザー体験を可愛いマンガで表現してくれたチームも。
このチームは、「悩める」高校生がターゲット。
発表のあと、田中先生から「要求定義」に関する講義です。
4月の授業でも講義がありましたが、
「機能」ではなく「サービス」「価値」を考えるのがこの工程です。
ユーザーの要求は何だろう?
これを見つけるのは企業でも難しいことで、
そのプロセスは、仮説→検証→仮説→検証・・・の繰り返しになります。
要求定義の工程が、「探索型」というのはそういう意味です。
実は実装の工程も、プランナブルとは限らず、探索的になることもあります。
その辺りは、第2クォーターのプロジェクトマネジメントのところで解説しますね。
さて、講義のあと、
改めて、自分たちが提供するサービスの「Vision Statement」を議論してもらいました。
ユーザー定義をもう少し具体的にすること。そのことで課題がより具体的になります。
(具体的に検討することで、ペルソナが変わったチームもありました)
サービスを、Vision Statement として言葉で表現することで、具体的に共有することが出来ます。
難しいですが、とことん議論を尽くしてくださいね!
ここでの合意形成が、今後の要件定義・設計・実装のチームビルディングに影響しますよ。
来週は、再度、インサイト分析の結果から Vision Statement までの発表を行います。
※授業の見学希望の企業の方は、窓口までメールにてお問い合わせください。