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2016年5月24日 ビジョン・ステートメント
今日は要求開発のまとめとして、「ビジョン・ステートメント」を発表してもらいました。
ビジョン・ステートメントは、自分たちが提供するサービスを簡単にまとめたもので、
今後の開発の「原点」になる文書です。
誰に何を提供してるんだっけ?
というのに迷ったら、読み返すものです。
この発表のために、チームでもいろいろ議論したようで、
チームによっては、先週の発表のあと、ユーザー定義まで戻ったところも。
自分たちなりに整理した、ユーザーの課題・ニーズと提供する価値を発表してくれました。
ユーザー像はかなり具体的になったものの、
解決したい悩み、望みがまだ具体的になっていなかったり、
複数含まれていたり(=チームで絞り込めていない)というチームもあったので、
発表の質疑応答のあと、もう一度、見直しをしてまとめてもらいました。
どのチームも、個性的な着眼点が出ていて、ソリューションが楽しみです。
この要求開発は、現実社会の問題から、解決する箇所を切り取る部分で、
一番難しく、一番大事なところになります。
ここが明確になっていないと、ソリューションも曖昧なものになります。
しんどい工程だったと思いますが、
エンジニアが最も必要とされている視点を学んだことになります。
さて、来週は、この「この価値を提供するぞ!」というものを、
具体的なシステム設計に落とし込んでいくプロセスを解説します。
どんどん面白くなっていきますよ!