2016年11月16日 成果物発表
今日はいよいよ開発アプリの発表会です。
ここにきてデスマーチになってしまい徹夜したチームもあったとか。
(進捗報告のときに、作業量の見通しを持てと言ってたのだけどな・・・)
今日は受講生以外に多くのお客さまにお越しいただきました。
今年の開発テーマは、「東工大のイメージアップにつながるITサービス」です。
誰のイメージをアップさせるのか?
ユーザー設定から苦労した分、考え抜いたサービスが次々に発表されました。
まず最初の発表は、鮮やかブロッコリーチーム。
ベンチャー企業と東工大生のマッチングにターゲットを絞った就活支援サービス。
ターゲットが明確な分、共感を呼びましたが、
「得意分野」の表現の仕方や、どんな情報を載せるべきか、というところで、
かなりキビシイ質問も飛び交いました。
続いては、チームつよそう。
一人暮らし文系男子学生に、「東工大ってすごいね」と思ってもらうべく開発した、
簡単な料理のレスピをおすすめするアプリです。
インタビューやWebアンケートを行って、文系男子学生と理系男子学生の悩みの共通点を掘り出し、
「食事」からアプローチすることにしたそうです。
レシピという身近なテーマだけに、かなり多くの質問が出ていました。
続いては、OTKTMチームの情報理工の学生にターゲットを絞ったアプリ。
これはOB/OGと現役学生をつなぐサービスです。
コミュ障と言われる情報理工学生を分析し、「これなら」という内容に絞り込んだもの。
工大祭に来られた多くのOB/OGにリサーチした結果を活かして、
表示項目やユーザ同士のやり取りに工夫がされていました。
SNSの特質上、セキュリティは大丈夫なのか突っ込んだ質疑応答もありました。
暗号化されているのでデータはバッチリ、、、とのこと。
続いては、女子高生に東工大を知ってもらいたい、ところからスタートしたKNOWHOWチーム。
部活マネージャを支援するアプリです。
東工大のバスケ部マネージャに、実際に使ってもらったところが強みです。
セッション管理や、データの保存、など仕組み的なところにも質問がありました。
また、このチームは、ビジネスモデルの説明もあり、
来場者アンケートには、「考えてるな~」と感心のコメントも。
4つのチームそれぞれ個性的な発表で、実際に触ってみたいと思わせるものばかりでした。
12月の展覧会では、実機でデモをしますので、ぜひご来場下さい。
ただ、多くのチームが、実装出来なかった機能を引き続き開発すると発表していて、
プロジェクトマネジメント的には納期管理の甘さを感じさせるものとなりました。
これについては、しっかりプロセスの振り返りをしますので、
その結果も、12月の展覧会でご報告します。
さて、発表に続いては、企業のミニ講演です。
今回は、ユーザー企業(非IT企業)として
寺田倉庫さまにお越しいただきました。
非IT企業とはいっても、実は講演にお越しいただいたミニクラチームはバリバリのITチーム。
独自のAPIを活用して、様々な企業と新しいビジネスを展開中のチームです。
そのチームのトップエンジニアの長田氏から、ミニクラAPIについて紹介がありました。
実際に企業の中でITを武器にビジネスを立ち上げていらっしゃる方のお話は、
とても刺激になったのではないでしょうか。
姫野さま、今成さま、長田さま、ありがとうございました!
さて、来週からはいよいよ振り返りと展覧会準備。
展覧会は一般公開ですので、ぜひ、見学に起こし下さい。
ご来場お待ちしております!
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【成果展覧会】
PBLの開発プロセスを振り返った結果の展示と、
実装したAndroid/Web アプリの実機によるデモを行います。
開発したアプリをぜひお手にとってお試しください。
日時 12月15日(木) 15:00~19:00 ※プレゼン 16:00~18:00
12月16日(金) 12:00~17:00 ※プレゼン 14:00~16:00
会場 東京工業大学 百年記念館
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