2016年12月15・16日 成果展覧会
(ちょっと更新が空いてしまいました)
さて、12月15日(木)・16日(金)は、1年間の
PBLの成果発表会でした。
クロスファンクショナルチームとして活動してくれた
展覧会チームメンバーが、
1週間前から、会場となる百年記念館に広告タペストリーとポスターを掲示、
がんばって宣伝してくれたおかげで、多くの方にご来場いただきました。
今年の展覧会テーマは
「The Daybreak -光(アプリ)が照らす、あなたにも、私にも
~激闘の果に見たものとは~」
まさに激闘をくぐり抜けてきた学生みんな、たくましい顔つきに成長していました。
ということで、写真で2日間の様子を振り返りたいと思います。
会場の百年記念館の前には看板が。
受付の準備もでき、お客さまを待っています。
開場すると続々とお客さまがいらっしゃいました。
今回の展覧会では、開発したアプリの紹介だけでなく、
開発プロセスの振り返り結果も、大型モニターで展示しました。
うまくいったところ、うまくいかなかったところ、それぞれを分析し、
次に取り組むならどうするか、を議論したプロセス振り返り結果を紹介しました。
来場者からは、どううまくいかなかったのか、なぜそうなったのか、
かなり突っ込んだ質問もありました。
壁には体制図の変遷も表示。
プレゼンテーションタイムでは、
PBLテーマ「東工大のイメージアップに繋がるアプリ」というテーマに、どのように取り組んだのか、
ユーザ設定の苦労、リサーチ結果、ユーザに提供したかった価値、
それをアプリとして実装するためのプロセス、
そして出来上がったアプリについて、紹介しました。
顧客定義と課題設定に苦戦し、要求分析のフェーズを3回やりなおしたチームも。
プレゼンの後も、熱心な意見交換が行われていました。
1日目が終わり、ほっとした笑顔の開発メンバーも。
2日目は、学部生も見学しやすいようお昼休み時間からの開場です。
データクリーニングをして、2日目の展示に備えています。
さっそく続々とお客さまがご来場。
2日目のプレゼンテーションもたくさんの方に見ていただきました。
ご来場くださった企業の方からは、
「学生の発表だと思っていたが、本気の取り組みだった」
「うちの会社でも直面するトラブルがあって、実践的なことをやっているなと思った」
「他の授業とのバランスを考えて、時間の工夫をしているところなど参考になった」
「ユーザ目線でアプリを考えているのがよかった」
と、非常に嬉しいコメントをたくさんいただきました。
さて、2日間の展示を終えて、打ち上げです!
ここで展覧会チームから、来場者アンケートを集計した結果の発表が行われました。
開発したアプリに対し、「使ってみたい」「ぜひリリースして!」というリクエストの多かった、
チームつよそうが優秀アプリ賞を受賞。
そして、開発プロセスの振り返りとアプリが総合的に優秀とされた最優秀PBL賞は、
KNOWHOWチームが受賞しました。
チームつよそう、の喜びのポーズ。
KNOWHOWの喜びの(?)ポーズ
入賞はしませんでしたが、OTKTMと、チーム鮮やかブロッコリーも奮闘しました。
東工大のPBLは、アプリの優劣を問うPBLではありません。
解くべき問を発見し(要求開発)、
その問を解決(システム開発)するプロセスを学ぶPBLです。
それぞれのチームが体験したことは、今後に必ず生きてきます。
その学びを、個人の体験からクラス全体に共有するために、
1月は個人振り返り発表を行います。
学びは言語化することで、共有可能となり、さらに定着していきます。
このサイクルをしっかり最後まで体験していきましょう。
まずは、展覧会、お疲れさまでした。